
何やら大仰なタイトルですが、おおむね単体露出計のお話です。
カメラの中に露出計が内蔵され、それがもとで自動露出カメラでうまれ、デジタルカメラが普及した今、そこまで単体露出計の出番というものはないのかもしれません。
ただ、その中でも例えば内蔵露出計が平均測光しかしてくれないとか、測光角が広すぎるとかそういった場合は今でも単体露出計、特にスポットメーターというものは必要なのかもしれません。というか、必要です。



また、明暗差が激しい環境での撮影においてはどうしても内蔵露出計がウソをつくので露出補正が必要になってきます。その時にもスポットメーターは役に立ってくれるでしょう。
評価測光や平均測光では画面全体のバランスが良くなるように露出が合わされますが、それをそのままで撮影すると自分が何を撮影したいのか、何を強調したいのか、その強調したいモチーフをどのように見せたいのかそういった工夫が必要になってきます。
「そんなの、±2EVで0.3EVずつ撮影してその中からいいのを探せばいいじゃないか」もちろんそれも正解ですが最近はフィルムの値段も高いので、きちんと一枚一枚撮影していくことが大切だと思います。
と、偉そうにつらつらと書き連ねているものの自分自身はスナップで撮影するときはついつい内蔵露出計頼みで撮影してしまっています。
スポットメーターを使うときなんて風景写真を撮りに行くときか、よほど明暗差のひどい状況だけですかね、まあいずれにせよスポットメーターを使って絵作りを決めるには35㎜フィルムというのは小さすぎるのかもしれません。これが単体露出計が廃れた一番の要因なのかも。